一つドアが空いた。解放された世界に踏み出した。
ネジのようなものが床中に散らばる部屋、気を遣いながら前へ進む。
狂った時計、捨てられた貝殻、あと一歩で芸術に昇華しそうなゴミ達が床面に幅を効かせる。
何も願わず、何も厭わず、ただ心地よさに身を預けてるだけ。何も言わないで。誰も泣かないで。
機械じみたこの島にいつか緑が生まれるその日まで。
まるで雪たちは人間達の顔色を伺い、恐る恐る降ってくるよう、非道に秘めた暴虐性を露わにしない。
朝から、
頑張ってない人が頑張ってない人に頑張れよとエールを送る。
私はこの無味乾燥とした日常が、人に色を与えてると思っている。
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