2026年3月22日

リリーシュ

過去と決別し未来を無視して今がある。

停滞じゃない、前身でもない、安定といえば聞こえはいいが気分はそうだな、プールに浮かぶ枯葉のよう。

老いがあり、その老いのお陰で忘れられてる事もある。

何が大事なのかとか、大事だったとか、好きとか嫌いとか、今まで普通に接してきた感情達はどこえやら。

とにかく私は変わっている。


身の回りを清潔に保ち、綺麗な服を着、新鮮な物を食べる。一つ一つが丁寧になる。


湖でヒト2人が石切をしている、その横で私はポケットに手を突っ込み。

指先で砕いたビスケットのかけらを投げ入れた。

雨が降る。

音が鳴る。

凪。


ギョッとするような見た目の男が子供を連れて歩いてきた。私の横を通る。

匂いがした、私の心を揺さぶった。

少し強めに記憶に干渉した。

なんでもないが、私を少し動かした。


限られたマス目の上を歩くみたい、アクシデントは起きないし起きても大変だ。

とにかく平然だ。


気づき。きづき。


孤独はない、話題にも上がらない、表面化しない。

もう多分、孤独はない。

恐れ、

恐れはない、ほとんど初めからない。

痛み、

痛みはいずれくる、痛みは必要。

悲しみも涙をこの先にあり、怒りや妬みも必ずある。回避は出来ない、受けないとならない。

明日や昨日はない。

反省はいっとき。

感謝は感じる物ではなく考える物、1秒でもあれば感謝出来る。

今に溢れてるのは、丁寧、落ち着き、そして期待しない。

他人に期待しないことに注力。

整える。整えれば心地が良い。

気付き、きづき。






2026年3月6日

 よるをねじった。

愛を知っていて、その形も特徴も知っていて。

ただ、

それがない。

この身体の周辺にそれがない。


若さを見つけると老いを感じ、消えた過去の後ろ姿を見つめる。

無性に寂しさを覚え愛を思う、

これがこの先もきっと繰り返す。

無性に寂しさを覚え愛を思う。


胸の内に痛みはなく、穴が空いた時のヘリに呆然と立つ。

大きな流れを願い、小さな自分の本心は冷たさに触れる。

その虚しさのあまり、

夜を捻った。





2025年12月31日

道化師の昼休み

 2:08分。

思い耽り。

身を渦巻く事象、一つ一つ確かに。


もう一捻り、心臓を。

欲は浅瀬で事足りて。


世界に合わせ、適合するか。それとも、

今のまま。


迫られた時はいつも間違い。

答えは常に意識の外にある。

どうすればいいか、は間違い。

答えはいつも既にある。


壊れていた世界に。



2025年12月23日

洋梨を齧る横顔

 何か勘違いしてるんじゃないか。

何か自分は大事なものを理解してないんじゃないか。

太くしっかりした意思の塊を見落としてるんじゃないか。

忘れたらいけないものに気付いてないのではないか。

産まれてから死ぬまで、それに出会わないんじゃないか。

喜怒哀楽の他にまだ隠れてるんじゃないか。

誰かが私の未知を開けれるんじゃないか。

探してもいないのにもう見つかっているんじゃないか。

何か見落としてるんじゃないか。

気付いてないふりをしてるだけではないか。


今も、

刻一刻と刻む秒針。

心に絶望が訪れ、反省の海を渡り、岸に立つ。

香りのない風が流れ、音のない雨が降る。

しても濡れない身体、汗は透明。

今、

味のないタバコを取り出した。





2025年12月22日

タバコとユーカリ

 沼ではない。

明るく日差しが通る。

波の音が聞こえ、笑顔が見える。


心地いいわけではない。

でも光の中にいる。

記憶の全てから陽が引っ張り出される。


川の音がする。

何故か、何故かウキウキしてる。

見えるイメージでは全ての人が笑ってる。


疑問がない。あるのは暖かい世界。

願ってない、やはり人の意思とは弱々しく、

世界は向こうからやってくる。


反省をする暇もなくステージが変わってしまったようだ。

プラスのボタンしか無いリモコンを渡されて、

私は今、無力と光の前に立つ。