取り返しのつかない事をしている。そんな気分に溺れて苦しい悲しいもどかしい。
過去を彩った一つ一つの出来事は2月の桜に流される。
これからは一歩一歩踏みしめて進まないと地獄にさえ向かえない。
体の一つが再生すれば、また別箇所が剥がれてく。
きっと気持ちもそうだろう。
雑に剥がれた心の壁面は次第に癒え、また別箇所が剥がれてく。
時たまに、愛とか光が瞬間瞬間で私を治療する。
陽だまりに寝そべり2月の空、冷たい空気にさらされた明確な星達のその先、いいも悪いもないただの暗闇に助けを求め今日も過ぎて。
取り返しのつかない事をしている。そんな気分に溺れて苦しい悲しいもどかしい。
過去を彩った一つ一つの出来事は2月の桜に流される。
これからは一歩一歩踏みしめて進まないと地獄にさえ向かえない。
体の一つが再生すれば、また別箇所が剥がれてく。
きっと気持ちもそうだろう。
雑に剥がれた心の壁面は次第に癒え、また別箇所が剥がれてく。
時たまに、愛とか光が瞬間瞬間で私を治療する。
陽だまりに寝そべり2月の空、冷たい空気にさらされた明確な星達のその先、いいも悪いもないただの暗闇に助けを求め今日も過ぎて。
誰しもが忘れ去っていくもの、せわしい街の騒音や間を埋める談笑にかき消されている優しい雨。
目に見えない光の線が後になって、数年経って夜にふと映像になる。
風や霧、景色や匂い、それら全ては思い出の額縁を彩りきちんとした場所に飾られる。
不都合なものに蓋をして、タイミングを読み、場が乱れるのをいち早く察知する私は、何て優しい。
なんて優しい人。
肉体をミキサーにかけ、最後まで回したなら、液化しないでぶつぶつの、砕けた発泡スチロールの分子達が人の正体だとわかる。
一つ一つの粒に過去が宿り、それらが集まり肉体となる。
その内のたった一粒に、あなたの一粒になっているでしょうか私は。
腹は減り、眠くなる。
欲を無視してもなお身体は生を求める。
幻になりつつある冬が、現実的な寒さを運び、
耐え忍ぶ夜も来る。
壁のスイッチを切ると同時に朝が来て、1日の消化に向かう。
町行く人は私に無縁で、そっけない。
その度木枯らしが私の気を逸らす。
心地の良い物質だけでこの空間を埋め尽くせたら、
天国さえも必要ない。
いつからか、周りを捨て自分を捨て、後悔を通り、諦めが広がり出すとこの世界は一体どこへ向かうのか。
曖昧で空気のような世界に一人、たった一人でいるような。人と呼べるような気配はなく、スノーノイズだけが音を与える。
スタミナを知らない昆虫を尊敬し、今日もまた知らない何かに眠らされる。
この生活にゼンマイを巻いている存在があるとしたら、指先の力が弱った痴呆老人か。
無気力という便利な言葉じゃなく、複雑な糸の絡まりで動けないだけと信じてやまない愚かな獲物。
後は社会や集団に駆られるだけなのに一つの焦りも見せない私に、一体何が誰が手を差し伸べるだろうか。
時計なんて意識しないで、時間というものは高速道路のようにせわしく、また大量に流れていく。
人は指針を忘れた時、路頭に迷う。大樹に寄りかかっていた幼い頃、無知という安心感が世界を包んでいた。
今はどうだろうか、考えるまでもなく答えは出てる。
神は独り用のボートを分け与え、オールを持つはこの両腕。ひたすらに暗い空間を気力の尽きるまで漕ぎ続ける。
一度方向を間違えたらそれは悲惨。涙でできた沼に嵌り、塩化ナトリウムの過剰摂取で死に至る。
指針や答えは内に宿り、誰一人として協力者はいない。
日常という波で流される、煌びやかな砂粒を血眼に探さないといけない。そこに必要なのは依存(愛)であり無知なのだ。