2024年12月10日

 空に向け、懐中電灯を照らす。

見えない隔たりで光は止まり閉塞感が埋め尽くす。

この箱の中で何を求め何を感じ、どう過ごすのか。

ここにある以上、受動する心情は不随筋の様に止むことを知らない。

動いている。

昼でも夜でも止まることなく。

私は死にたいのか。

死への欲求は生まれない、いまのことろ。

死を渇望するからこそ生を実感するのか。

死は生の裏の顔。

私が生きている以上、一つの選択で死を選ぶことができる。

動いている、それならいつかは死ぬ。

死は優しさくらい当たり前だ。

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