2024年11月7日

真冬のサーファーガール

 身体の中の歯車が一つ、

狂っていたのを知った。

動いてないだけか、

直したところで時間は戻らない。


嘘偽りない幸せに包まれて、

毎日はすぎる。


足りないものを補い、余分なものを削ぎ落とし、

過不足ない未来を夢見て。


秋は旅立ち、去り際の鱗粉は草木を赤く染める。

星が瞬き、空気が頬を切る。


こんなに綺麗なら、大事にしたい。

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