ドナルドをわたしに
記憶は薄れ、場面は閉じて、今は過ぎ。
大きな流れに乗りながら、無意識に身を委ねる。
アスファルトの道路と境界ブロックの間に咲く、糸筋の草に私は心を奪われる。
いつの、いつの時代でも、私は意識を閉ざされる。
一生消えない孤独のシミを体に現し、ボロボロの身なりで生きている。
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