ドナルドをわたしに
皮膚が老い、見ている景色、それぞれがゾウの皮膚のよう、いきものの定めで全てが歪んでいく。
刹那に生きていけたら悲しむ暇もないでしょう。
土砂降りの日曜、自転車を走らすと知らぬ他人が、
「雨の日に乗ると記憶に残る」
なんて言うものだから、今の私は傷心するのです。
気付けばもう、助けなんて求めてなくて、この箱舟に乗ってるだけ。そんな気分。
女性に香が宿り、文に懐旧が生まれる。
音に女性が宿り、私は形骸化し、これから先、記憶の積まれた貝塚はどんな景色を見せてくれるの。
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