2025年8月20日

迸る時

 捻る蛇口から勢いよく水が出る。

その速さに時を重ねる。

酔う暇もないスピードに度肝を抜かれた魂は必死に目を背けているみたいだ。


夏、薄いカミソリで肌を削がれるよう、この暑さ。

しかしながらも、残暑を控え確実に終わる郷愁を含む。

夏、不意に訪れる小さな小さなお祭りに出くわす。

神の豪雨に見舞われ笑顔の私と、それとは対照的な人々。

小さくほのかな暖かさを広げる夏祭り、

子供の頃は無限に広がる空間に思えたこの場所。

いつか、何も思わず、行けたらいいな。


夏、34回目。60回目は訪れないようだ。

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