ドナルドをわたしに
コンクリートの隙間を途方もない時をかけ芽を出す花は魂の根底に勇気という名の影を落とす。
歴史を感じる汚れたガードレール、錆びれて解読不能な標識、人恋しそうなケナゲなポスト。
踏みしめるたびに削れる靴底、最近友達になった腕時計。
満遍なくついた体脂肪、正解のわからない髪の毛。
浮き沈みする心、割と正直な脳みそ。
私。
向かいに住む老人に励まされ、負けじと活力を生み出しては体を鼓舞し毎日を消費する。
祈りを。
他者に祈りを。
愛と祈りを。
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