「 きっと、本当の辛さがきても、耐えられるように。」
もう、一欠片しかない記憶の端をたしかめる。
目を細め、消えていく星を眺めてる。
ここは洞窟、人の気配はなし、染みついた1人の人間の垢だけがやけに臭っている。
たまの豪雨に知らされる、外の世界の現れに、か細いリアクションを発しては煙のように霧散する。
一日というパッケージの中でいくら右往左往しようと
結局そこにリスクはなく、ただ時間を消費する。
自分の肉体が他人に見えるほど天涯孤独になったとしても、その儚さに慣れてしまうのか。
慣れてしまうのでしょう。
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