ドナルドをわたしに
棺桶に入ったか、または隧道にとじ込められたカエルのように心身が閉塞していく。
疑心暗鬼から生まれたカエルは猜疑心を撒き散らし1秒1秒に怒りを表す。
余裕などない。
有限の中、終わりを見ることのない稚拙な脳みそは
いつの間にかの夕日達に不意をつかれる。
子供達は、まだ、白しか知らない目とこれから先も黒しか知らない純粋な目で私を治療してくれる。
動かなくても変わりゆく日常は、私という難破船を前に波のように流れ、救難信号の教えを受けない男はただ優しく舵に触れていた。
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