ドナルドをわたしに
皮膚を一つ剥がすとそれは、私を彩った欠片に過ぎなかった。
体毛一つに記憶が宿り、知らないうちに風に乗った。
憂ういとまを与えないように神様が上手に設計したらしい。
そうでもしないと私たちは悲しみの淵に追いやられるのか。
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