内側に答えを探し、何もないことに絶望し、外側に答えを探し路頭に迷う。
私の青春を表すとこうなる。
今後、様々な体の不調が治り、取り戻せない時間を憂い、焼けた野原が復活し緑の上に立つカカシのよう。
誰を責めるわけでもなく、確実に近づく死への道のりを歩んでいく。
私が常日頃言う、あの感覚。
「煙」みたいな、おそらく大事であろう何かが今日久しぶりに私の周りにふらついた。
「香り」であったり「匂い」であったりするが、
今日は捕まえることができなかった。
確かにあれは私の心に流れた星屑の一片だった。
老いるとはこう言うことだ。
捕まえられない ことをいうのか。
冬が席捲し、一日の半分が暗闇に隠れた。
ひとつ雪が降りると冷たいはずなのに暖かかった。
私には。まだやることがあるのか。
体の内側のどこか、隙間風と共に「良い」光が漏れていた。
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