2026年6月10日

冷たい白ワイン

困ったことに疑問すらない。

全てを放棄なんてできない。

したい欲、したくない欲、そのどちらも空回り。

水彩絵の具のように薄く頼りない欲求は油断と共に消えていく。

私の心に残るのは何か。

私はいつから本能を吐き捨て理屈の服を着たのか。

間違いや正しさもどこへ行ったのか。

何が残るのか。残ることもしないのか。

やっぱり 在る が普遍なのか。


夜10時、空を見上げると確固たる光を放つ星々は優しさと拒絶を含めた表情で私を見下ろしている。

もういっそUFOとやらに攫われてみたい。