2026年5月22日

視界を濡らす雨の美貌

 ヘトヘトになるまで働いた。帰り道、足を挫いた。


頭が千切れるまで勉強した。間違えて女子トイレに入った。


自分を殺し、魂までも追い込んだ。心が壊れた。


これが答え。

頑張ってはいけない。


際のない湖に浮かぶ一枚の葉。

ただ浮かぶ、それが生きる。

だとしたらこの世界、偽りすぎる。


影を落とした夕陽だけが生きていて、

この世界は私のものと太陽が現れた。

次第に枯れていく私、主役の座は彼らにあり。


優しさの粒が、鱗粉みたいに肌にまとわりつく。

愛、愛愛、愛を統べる言葉を。

微細な光を感じ、そこにつながりを感じ、無機質な虚無を見る。

視界を濡らす雨の美貌。消えてく私。

空間に波紋となり広がり消える。

轍から立ち上がる雑草みたい、他人はいつもそう見える。

このままどこかへ。裏側へ。




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