ドナルドをわたしに
ずいぶん長いこと。
私はダラダラと生きている、それなのに。
それなのに生かされている。
期待を裏切り、優しさを憎み、
明日への感謝すら忘れている。
鳥が泣くのをやめた時、朝日が姿を隠す時、
私は自我の殻に篭る。
この世に存在してはいけないと戒めのナイフで鼓動を切り裂いた。
指先の皮が剥けたなんて小さなことに気遣いしながら。
健気な2つの存在がいつも私を癒してくれる。
大事で大事で大事な子。