ドナルドをわたしに
過去に生きるものは腐敗する。
今。この時点を生きないと何一つ解決しない。
先のことを思う必要はなく、何一つ心配はいらない。
ただ脱力すればいい。
ジャラジャラと流れる時間の川から答えが一つこぼれ落ちた。
それは光もせず暗さもなく、ただ私と共在した。
ただ私に、一見、何の変化も感じさせず、
雪のように降り積もった。
春の訪れに憂いを纏うように、徐々に上がる気温と同じように、変化を受け入れる私に怖いものはない。
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